製品情報

フッ素樹脂応用ケミカル製品

K-ROP(金属用)

K-ROP(金属用)とは?

K-ROP(金属用)とは、1液による1工程だけ〈K-ROP液に浸漬または塗布する〉で金属のサビを取ると同時に、防錆処理が可能な除錆防錆剤です。

金属のサビ(酸化鉄)に反応しサビを除去した後、金属表面にリン酸被膜を生成し、サビの再発生を防ぎます。

40℃前後で反応時間が早く、塗料の密着性が良くなります。

また、塩水噴霧96時間テストをY社で行った結果、他社と比較してサビの発生が遅いことがわかりました。

特徴
従来の酸洗い
  • 周辺の機械が錆びる
  • 保管管理に手間がかかる
  • 廃液処理に多額の費用がかかる
  • 人体への悪影響
K-ROP(金属用)
  • 工程が少ないため、設備に多額の投資を要しない
  • 屋内での長期保管が可能
  • 廃液は生石灰を加えることにより肥料になり、廃液処理費用の削減が可能
  • 環境問題に配慮しているため人体にも影響が少ない

その他にもK-ROPの特徴は・・・

  • 処理後のメッキや塗装の密着性が良好
  • 液体からゲル状まで製造可能
  • 他社製品と比較して、刺激臭が少ない
  • 主成分はオルト燐酸および食品添加物
使用事例
  • 部品・ネジ・工具などの除錆防錆
  • レストア車の除錆防錆
  • パイプ内の酸化スケールの除去
  • 熱交換器の清掃
  • メッキ工場での素材整備
  • 鉄の黒皮除去
  • 溶接やレーザーカット時に発生する酸化スケールの除去
  • 温泉パイプの清掃
  • オートバイの燃料タンクの除錆防錆
  • ワイヤーカット後のアルミのバリ取り
  • ショットブラストからの変更
 
使用方法
従来の酸洗い
K-ROP(金属用)

従来は、「酸洗い」の工程が必要でしたが、K-ROP液に浸漬するだけで除錆防錆が可能なため、生産性が向上します。

除錆処理後の中和処理や防錆処理の必要はありません。

さらに・・・

  • 大きな対象物の場合はスプレーや刷毛塗りをし、さらに髪や不織布で湿布すれば30分程度で効果があらわれます。
  • 液を加温〈30〜60℃〉すれば、より反応が早くなります。
  • 電気的処理により、金属の溶接による酸化スケールを除去することができます。
  • 浸漬の場合、超音波を併用すれば、より効果的です。
使用上の注意
  • 金属の種類により、浸漬の時間が異なりますのでご注意ください。
  • 長く浸漬していますと、水素脆性が起こり、金属がもろくなります。また、金属が溶解してきますので、長時間の浸漬はお避けください。
  • 浸漬にはオープンな容器をご使用ください。

将来の展望

黒染め

元来、「黒染め」は黒錆を作る作業であり、これは非常に作業環境が悪い工程です。当社は、この作業に代わるものを、K-ROPの新たな用途として開発中です。

ゲル状製品

元来、K-ROP処理は浸漬にて行いますが、大きな対象物の場合は不可能です。
表面に塗布し処理するために、従来、pHが低いため増粘が困難だったゲル状の製品を開発中です。

例えば、ペンキで塗布する場合、ペンキを塗る前には、スチィールブラシにてサビを取る作業を行いますが、完全にサビを取ることは不可能です。また、さらに防錆塗料の塗布が必要となります。

これに替えて、K-ROPを塗布することで、表面のサビを取ると同時に表面を平滑化し、ペンキののびが良く、塗りやすくなります。

石油製品の備蓄タンクの水圧検査用水への応用

従来、タンクの検査には水を使用して圧力検査を実施していますが、検査後の残存水によるタンク内の発錆が問題となっています。この検査に水に代わってK-ROPを使用すれば検査水によるサビの発生のみならず、将来の発錆をも防止できます。

K-ROP(コンクリート用)

K-ROP(コンクリート用)とは?

K-ROP(コンクリート用)とは、コンクリート剥離剤です。建設機械や、コンクリート金型などに付着したコンクリートの除去は困難な作業で、また、薬剤を使用する場合、薬剤によっては塗装面の変色が発生することがあります。K-ROP(コンクリート用)をスプレー噴霧することにより、テトラポッド等のコンクリート金型(合わせ金型)や、建設機械、機材、資材などに付着したコンクリートを簡単に除去できます。また、防錆効果も併せ持っているため、コンクリート金型等の防錆にも効果を発揮します。

使用方法
特徴
  • 塗装に対して影響が少ない。
  • アルミに対して影響が少ない。
  • コンクリートの剥離作業と同時に錆の除去(および防錆)が可能。